実は勉強量は普通より多い?中高一貫校に必要な勉強

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中学生にとって将来を決める第一歩として悩みのタネとなる高校進学。

合格できなかったときの不安や受験勉強の必要性に頭を悩ませ、中高一貫校を選んだ方や、親御さんもいらっしゃるでしょう。

ですが、受験勉強がいらない=勉強が簡単というわけではありません。

むしろ、受験勉強という準備期間が無い分、中高一貫校の勉強は難しいのです。

 
今回は中高一貫校の学校における解説と勉強方法の紹介を行います。

中高一貫校について、受験が無い学校

中高一貫校についてどれだけの知識がありますか?名前通り中学校と高校が一緒になった学校ですが、その認識だけでは若干言葉不足です。

 
中高一貫校は地域によって体系が異なり、3種類存在します。

まず1つが同一学校型、1つの学校が中学校と高校の授業を行うというもので、進学という手順を踏まず、中学校に相当する前期課程が修了と中学卒業と同じ資格が得られるというものです。

事実上中学・高校という区分が無いため、成績さえ足りていれば普通に進級ができます。

 
2つめは併設型、一般的な中高一貫校のイメージ通り、中学校と高校が別にあり、中学校の卒業後無選抜で高校へと進学できるというものです。

こちらは同じ設立者が中学校と高校を建てて設立される場合が多く、比較的都市部に多く見られます。

 
最後に連携型、これは文字通り設立者が異なる学校同士が連携して中高一貫校としているタイプです。

主に生徒の少ない過疎地域に多く、地域に根ざした学業や教育が行われています。こちらは進学の際に簡単な試験で選抜され、別の中学校からの進学者も受け入れています。

別々の人間が運営しているため、「中高一貫校」としての効果が薄く、融通が効かないという欠点があります。

 
これらの他には国立・私立の進学校や内部進学なども中高一貫校に含まれる事もありますが、一般的には上記の3種類です。

中高一貫校における問題

中高一貫校にすることで連携型以外は一般入試も無く進学ができますが、同時に一般的な中学校と違い、教育課程に特例が生まれるため、受験勉強を行う期間に高校内容の授業を行うといった方法が取られることがあります。

そういう学校であった場合は、他の学校がこれから高校で勉強するために高校受験をしているのに準備も無く高校内容の勉強をやらされている、という問題が発生しえます。

また、授業時間が一般的な中学校よりも増やされていたり、全体的に授業レベルが高いといった問題も。

そのため受験勉強をしなくてもいいという動機で入学した後、だんだんと勉強についていけなくなった、という生徒が一定数存在しているのです。

中高一貫校における勉強対策の前に

勉強の対策ですが、受験勉強をしなくてもいいというある種「勉強をしたくない」という動機で中高一貫校を選んで、勉強についていけなくなった場合は対策が難しいです。

 
なぜかと言えば、勉強は「やる気がなければ意味がない」からです。

いやいややっても覚える気が無いのなら一切覚えることができません、効率的な勉強方法を調べた所で勉強が嫌い・したくないという思いのまま手を出した所でたいした効果は出ません。

 
また、根を詰めても覚えられることには限りがあります。

これは効果的な勉強を教える際にも触れますが、人間とは繰り返す事で記憶を残すことができる生物ですので、一回に膨大な情報を詰め込んでもそれで覚えた事にはなりません。

 
「見る」だけの勉強も効果は薄いです、勉強はとにかく「覚えること」が大事です、そして人は見たことよりも体感した事を記憶に残します。

見るよりも書く、書くことよりも声に出す。

それらを組み合わせ、見たものを声に出し書く事でより強く記憶に残るのです。

効率的な勉強方法

どんな境遇の学生であっても。まずはやる気を出す必要があります。

やる気を出すにも人それぞれの方法があります。小さな目標を立てる、ご褒美を用意する、親に約束する、誰かと勝負する。

まずは勉強をするという気持ちを持たなければ始まりません。

 
そして次に、勉強時間は一度に長く取らない事も大事です。

上記の通り、人は大量の情報を覚えては忘れ、それを繰り返して印象に残った事を覚える生物です、一度に長時間勉強しても同じだけ忘れてしまいます。

 
そこで、細かく時間を分けて勉強し、1週間繰り返して予習復習しながら何度も同じところを勉強することで確実に覚えることができます。

まだるっこしい、時間がかかると思われがちですが、そもそも覚えてなければ意味が無いので、効率としても確実性としてもこの方法が最も手っ取り早い勉強方法です。

集中力のリミットという問題がありますので、長時間の勉強は非常に効率が悪いということを覚えておきましょう。

 
次に、声に出して書く。

これも上記の通りです。見た事を黙々と書くよりも、声に出しながら書く事でより効果的に記憶することができます。

また、数学や物理などで出て来る計算式は、計算式そのものを覚えるよりも、例に出て来る式を繰り返し解くことで「どういう解き方をする式なのか」を覚える事が大事です。

例えるなら、道具の名前や形を暗記するよりも、道具の使い方を覚える方が実際に使う時にすぐに使えるのはどちらか、となれば使い方を覚えた方がすぐに使えるようになりますよね。

 
また、同時に「覚え方」も非常に重要で、単語そのものを暗記するよりも、答えや結果に関連付けて覚える方が実用的です。

たとえ単語そのものを暗記したとしても、それがどういう意味なのか、どういった場面で使うのかという事を覚えてなければ意味がありません、名前や言葉、形というものは意味や使い方を伴ってこそ初めて1つの言葉になり得るのです。

勉強に特別な方法はありません、わかりやすいか、わかりにくいかは、本人の理解力とやる気に左右されますし、理解できた人が居る以上間違っているというわけでもありません。

大事なのは自分の意思で意欲的に勉強に取り組むことと、適度に休憩を取ってリラックスした状態と集中力を保つ事です。

理解力とは物事を広く考える事ができる能力でもあるので、躍起になって1つの事に集中すると、正解の無い選択肢しか選べなくなる可能性もあります。

中高一貫校における勉強のまとめ

中高一貫校についての学習状況、正しい勉強方法についてお伝えしました。

正しいのは「受験勉強をしなくてもいいから楽ができる」のではなく、「受験勉強がない分、早期に高校内容の勉強ができる」というもの、大抵は前者の考えであったり、なんとかなるという根拠のない自信や怠慢が原因で勉強に追いつけなくなります。

勉強に追いつけなくなってきたシチュエーションは、誰にでも起こりうる事です。

単純に勉強不足や遊び呆けていたという本人の怠慢が原因かもしれませんし、どこかでつまずいて悩んでいるうちに授業がどんどん先へ進んでいったために追いつかなくなってしまったり、スランプ気味で勉強に熱が入らなくなってしまっていたりなど、原因は様々でしょう。

人が勉強できないというのは本人のやる気や気分次第です、だからといって他人が無理やりやる気出せ、ちゃんとやれと強制するのも逆効果です。

本人の意思で、自ら望んで、自分から勉強を始める。

たったそれだけでも人は多少なりとも勉強ができるようになりますよ。

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